今日は秋分の日ですね。秋分の日って祝日なのはわかるけど、結局なんの日なのか説明できますか?
学校では教えてくれないし、いまさら人には聞けないという方へ。今回は秋分の日を簡単に説明していきます。
秋分の日とは?
夏も終わり、昼が短くなってきて「昼と夜の長さが等しくなる日」ともいわれる秋分の日。秋分の日とは「祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ日」として国民の祝日に規定されていて、お彼岸の中日でもあります。
そもそもお彼岸とは
よく聞くお彼岸とはなんでしょうか。
これは仏教の話なのですが、
・ご先祖様のいる世界を「彼岸(ひがん)」
・今私たちのいる世界を「此岸(しがん)」
こう呼んでいます。
彼岸は「西」に、此岸は「東」に位置するとされています。秋分の日には太陽がちょうど「真東」から昇り「真西」に沈むとされているため、彼岸と此岸がもっとも通じやすいと考えられています。
そのため、この時期に祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ、先祖供養をすることになったのです。
彼岸とはあの世であり極楽浄土。「お彼岸」の時期はいつ?「お盆」との違いは知ってる?
春と秋、お馴染みの「お彼岸」お彼岸と言えば、皆さんは何を連想するでしょうか。俗に「暑さ寒さも彼岸まで」なとど言われており、この時期は季節の変わり目でもあります。まず、春のお彼岸は、3月20…
秋分の日はお墓参りにいこう
今年の秋分の日は9月23日。
つまり、お彼岸の中日も9月23日ですね。
お彼岸の期間は秋分の日前後を合わせた7日間のことをいいます。
普段は忙しくて忘れがちな、ご先祖様へ感謝の思いを馳せてみてはいかがでしょうか。