今が見ごろ!名勝・小石川植物園の大銀杏の紅葉を楽しみながら歴史を感じよう

小山 桜子

5代将軍徳川綱吉の治世から、幕府が国内外から集めた薬草を栽培していた小石川御薬園。その跡地である「小石川植物園」で、現在、シンボルである大銀杏やイロハモミジが紅葉の見ごろを迎えています。

大銀杏

この大銀杏の樹齢は推定約300歳。幹回り4.9mの大木です。 場所や年輪から推測して、この大銀杏はおそらく薬園奉行・岡田利左衛門が享保期に自身の奉行就任を祝して(?)自宅内に植えたものとされています。

 

明治元年、園が幕府から朝廷に移管する際の大規模伐採を逃れて生き残った大銀杏は生命力に満ち、なんだか神々しい気すらします。

イロハモミジの並木

イロハモミジって、昔の人々が葉の切れ込みを「い、ろ、は、に、ほ、へ、と」と数えていたためにイロハモミジと名付けられたんですって。すごく風情がありますよね。

小石川植物園には、そんなイロハモミジの並木道があり、紅葉を存分に発揮楽しむ事が出来ます。写真が下手な私でもこんなに綺麗に撮れました。

 

その他にも、池に映える紅葉など、思わず足が止まる絶景スポット多数。ぜひ足を運んで確かめてくださいね。

2ページ目 他にも見どころたくさん!太郎稲荷、次郎稲荷、ニュートンのリンゴの木

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