ご飯のお供「たらこ」と「明太子」の違い知ってる?答えは朝鮮半島との関係にあり

しゃかりき

塩辛くてご飯のお供やおにぎりの具としても人気の「たらこ」、そして「明太子」。この二つの名前にどんな違いがあるかご存知でしょうか?どちらもタラの卵であることに違いはなく、多くの人は「辛いかどうか」で見分けているのでは?しかしなぜふたつの名に分けられているのでしょう。

ここでは、それぞれの発祥から違いを紹介しましょう。

日本では北国の名産「たらこ」

「たらこ」とは、そのまま「タラ(鱈)」の「子」の意味。いつごろからこの名で呼ばれ始めたのかははっきりしていませんが、昭和中期ごろまでは「鱈の子」と呼ばれていたようです。「たらこ」の名自体は意外と新しいことがわかります。

このたらこは基本的にスケトウダラの塩漬けを指します。真鱈を使うこともあるようですが、流通しているものはほとんどスケトウダラといっていいでしょう。

続いては博多の名産品「明太子」です。

3ページ目 博多の名産「明太子」は朝鮮半島からもたらされた

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