戦国時代の城跡に可愛いワンちゃん♪ 青森県「聖寿寺館跡」で犬形土製品が出土、北東北では初!

Japaaan編集部

青森県南部町にある史跡「聖寿寺館跡」。聖寿寺館(しょうじゅじだて)は中世に三戸南部氏が居城としていたお城なのですが、このほど「聖寿寺館跡」で、可愛らしい犬形土製品が出土したとの発表がありました。

河北新報オンラインニュースより

丸っこいぞ♪可愛いぞ♡

欠けた部分がありかなり損傷はしていますが、可愛らしさは健在。中世、犬形土製品は安産祈願のお守りとして使われていたとされており、今回出土したものも同様の用途で作られたものと思われます。

出土した犬形土製品は、手で粘土を形成して作られた手づくね製のものでサイズは高さ3.5cm、長さ6.6cm、幅は2.2cmになります。

犬形土製品はこれまで各地の城跡で発見されていますが、北東北で発見されたのは今回が初めてのこと。犬形土製品をお守りにする習慣がこの地域にまで広がっていたことが示された発見になったわけですね。

今回出土した犬形土製品は、9月1日(土)~10月31日(水)まで、史跡聖寿寺館跡案内所で公開されているとのこと。

参考:河北新報オンラインニュース

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