江戸時代の浮世絵師 歌川国芳(うたがわくによし)には名作が数多く存在しますが、ダイナミックな構図が印象的な「相馬の古内裏」も、名作に数えられる作品のひとつ。
この「相馬の古内裏」に大きく描かれた”がしゃどくろ”のイメージにも重なる髑髏をモチーフとしたアイテムが登場しました。
ダイナミックな構図をそのままに、バッグになって登場!こちらのバッグには、髑髏が大胆にサガラ刺繍で表現されています。ざっくりとした厚手の麻で作られたバッグで、内側の金具を留めて両端を折りたたむことで、違った形で愉しむことができます。
このバッグは、以前紹介した浮世絵や日本画の名画をモチーフにした「がま口クラッチバッグ」を制作した京東都によるアイテム。がま口バッグにも「相馬の古内裏」をモチーフとしたバッグが登場していましたね。
浮世絵や日本画の名画がモチーフの大胆デザイン「京東都 がま口クラッチバッグ」が可愛すぎる!
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そして今回はバッグだけではありません。なんとシャツも登場です。
こちらは、髑髏が背中に大胆にチェーンステッチで刺しゅうされています。さらに胸ポケットには、髑髏が今にも姿を表しそうな手の刺繍が施されています。ちなみに胸ポケットの刺繍のみのバージョンもあります。
シャツにはレディースも用意されています。ワイドシャツのフロントにチェーンステッチで刺繍された髑髏の姿。シャツは全て播州織で、とても品質の高いものとなっています。
そして最後に紹介するのが、髑髏が刺繍されたパスケース。裏側には皮革が使われています。
どのアイテムも”がしゃどくろ”を想起させる髑髏が刺繍でデザインされており、刺繍ブランドの京東都らしいアイテムに仕上げられているのではないでしょうか。がま口クラッチバッグと同様に日本画のモチーフを大胆にあしらい、スタイリングのアクセントにとっても効果的なアイテムかと思います!