”レトロ感”という言葉だけでは言い表すことのできない、とっても哀愁漂う素敵な作品に出逢いました。昭和時代を感じる趣のある建物などを水彩で描いた作品を数多く公開されている、Mateusz Urbanowicz(マテウシュ・ウルバノヴィチ)さんの作品です。
なんて素敵なんですか!なんでしょうか、この絵を観たときの気持ちがほっこりする感覚は。
この作品はポーランド出身のクリエイター・Mateusz Urbanowicz(マテウシュ・ウルバノヴィチ)さんによる「Tokyo Storefronts」というシリーズの作品で、東京にある昔ながらなレトロな建物を描いています。
こういった建物が建ち並んでいる場所は東京以外にもありますが、ちょっぴりお疲れ気味の建物は街のそれまでの歴史を物語っているようで、とても魅力的なものです。
これらの作品を描いているウルバノヴィチさん。実はアニメ監督の新海誠さんのもとで、映画「君の名は」などの背景美術を手がけている方なんです。個人では数年前にネット上での作品公開がきっかけでメディアにも取り上げられました。
「Tokyo Storefronts」シリーズは「東京店構え」という名で作品集として書籍化されていますので、気に入った方はこちらも要チェックです。
東京店構え マテウシュ・ウルバノヴィチ作品集
ウルバノヴィチさんのホームページには「Tokyo Storefronts」シリーズの他にも多くの作品を公開しており、Youtubeでは作品の制作過程まで公開していますのでぜひアクセスしてみてください!