アルゼンチンのソフィア・サンチェス・デ・ベタク(Chufy)が、日本の芸術や文化にインスピレーションを受けた限定コレクションを発表しました。
今回発表されたコレクションは、Chufyが日本を旅行した時にインスピレーションを受けて手がけたコレクションで、日本の伝統的な文化や芸術性が反映されたものとなっています。
コレクションにはジャケットやワンピースのほか、パジャマやアクセサリーなどが用意されており、それらの多くには、桜の花や鯉のぼり、北斎風の大波や浮世絵風のイラストなどの日本文化を象徴するモチーフが描かれています。
これらのモチーフは、Chufyが日本を旅行した時に収集したヴィンテージの着物の生地やアンティークのマッチ箱から影響を受けているそうです。カラフルなデザインや大胆なパターンは、”海外から見た日本”という、日本人にはない視点を持っているデザイナーならではかもしれませんね。
コレクションでは着物のシルエットに影響を受けてデザインされたものもあり、中には二部式着物をモチーフとしたボンバージャケットなんかもあったりします。
海外で”Kimono”と検索すると、日本の伝統的な着物の他に、ジャケットとしてアンティークの長着を合わせるスタイリングがよくヒットします。また、今では着物をモチーフとしたジャケットを発表しているブランドも少なくないようですね。世界的に見るとこういったスタイリングは一般化してきているように思えます。
日本人の既成の感覚ではなかなか生み出すことのできないChufyのコレクション。是非チェックしてみてください。