2017年にアメリカのメトロポリタン美術館が、同美術館が収蔵する美術品の中から数十万件規模の作品のイメージデータを、営利目的で利用可能な状態で無料公開したのは記憶に新しく、様々なシーンで活用している方も多いでしょう。
こりゃすごい〜っ!メトロポリタン美術館が浮世絵や日本画を含む美術作品を無料公開!商用利用OK
メトロポリタン美術館、ステキすぎる〜!アメリカ・ニューヨークにある世界最大級の美術館「メトロポリタン美術館」が、同美術館が収蔵する美術品の中から数十万件規模の作品のイメージデータを、営利目的で…
この他にもスミソニアン博物館のデジタルライブラリーや、ニューヨーク国立図書館では、膨大なデジタル資料を無料で公開しています。
明治時代の美しい図案コレクション「美術海」が無料ダウンロード公開
様々なアート作品がアーカイブされているスミソニアン・ライブラリーでとっても嬉しいデータが無料ダウンロードできることを知りました!アートやデザイン、ファッションに携わる方は絶対にダウンロードし手元に置い…
無料ダウンロード!価値ある膨大な浮世絵、古写真や絵巻などをニューヨーク公共図書館が一挙公開
ニューヨーク国立図書館が2016年1月、18万点を超える歴史的価値のあるデジタル資料を閲覧できる「NYPL Digital Collections」を公開しました。NYPL Digital C…
近年は日本国内でもデジタルライブラリーの充実化を計っている博物館や図書館は少なくありません。今回は、3月28日に札幌市中央図書館が電子図書館で無料公開した、とても貴重で興味深い資料を紹介します。
「札幌市電子図書館」で無料公開がスタートしたのは、明治時代~大正時代に制作された絵本や雑誌の資料たちです。
ほら!サムネイル一覧の時点でもう胸キュン♪このテイストはたまらない!
新たに公開された明治〜大正期の絵本たちは、1973年に市民から寄贈された342点のうち、著作権保護期間が経過するなどして複製が可能となった絵本や画雑誌。
公開されているタイトルは「幼年の友」「男子の友」「フレンド」「新子供」など。子供向け雑誌といえども当時の時代背景が反映された戦争絡みのイラストなども少なくありませんね。制作された時代的にリアルタイムで読んでいた方はいないと思いますが、この頃のイラストのタッチが好きな人には是非おすすめしたい!
登録なしで誰でも閲覧することができて、スマートフォンでの表示にも対応しているので、是非チェックしてみてください。一冊づつ注意深く読み進めれば人気画家の挿絵なども見つかるかもしれませんね。