大正・昭和時代に活躍した大正ロマンを代表するアーティスト竹久夢二。画家として現在も多くのファンを持つ竹久夢二ですが、雑誌での仕事は生涯で2200冊以上も手がけていたそうです。
そんな竹久夢二の雑誌での仕事にスポットを当てた展覧会「竹久夢二と雑誌の世界 ―明治・大正・昭和の魅惑のメディア―」が、1月3日(水)から開催中です。
竹久夢二が画家の道を歩み始めたのは、学生だったころに雑誌「中学世界」に投稿したことがきっかけとなっており、その後、夢二の作品は様々な雑誌に使用されていきました。表紙・口絵・挿絵の他にも文字のデザインや文章を書くこともあったそうです。画家というアーティストとして以外にもデザイナーとしての存在も大きく、時代に大きな影響を与えていたことでしょう。
夢二の雑誌での仕事は生涯で約180タイトル、2200冊以上にものぼるそうです。この数からして、夢二の作品を雑誌上での作品にフォーカスして紹介することはとても価値のあることかと思います。
夢二の雑誌での作品に触れることで、当時のメディアのありかたや流行も感じ取れるかもしれませんね。モダンでいてレトロなテイストを併せ持つ当時のデザインを探るにはとてもいい機会かと思います。
「大正ロマン」な世界が好きな方にはおすすめな展覧会「竹久夢二と雑誌の世界 ―明治・大正・昭和の魅惑のメディア―」は、1月3日(水)~3月25日(日)の期間、東京都文京区・竹久夢二美術館で開催中です。
※画像は公式ホームページより
竹久夢二と雑誌の世界 ―明治・大正・昭和の魅惑のメディア―
- 会期:2018年1月3日(水)~3月25日(日)
- 時間:午前10時~午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
- 休館:月曜日 *ただし1月8日・2月12日(祝月)開館、翌1月9日・2月13日(火)休館
- 料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円(弥生美術館もご覧いただけます)