最強のお守り「白い氣守り」
埼玉県、奥秩父の深い山の中にある「三峯神社」。自然の気が満ち溢れる関東最強のパワースポットです。こちら、創建1900年の非常に歴史の古いお社なのですが、近年ひときわ有名になったのが「白い氣守り」。
神社の古木の一部が封入されている毎月1日のみ頒布されるというお守りで、御利益があったという著名人による報告や、必勝祈願をしに行ったアスリートのニュースなどから人気に火がつきました。
1月1日は初詣とこの氣守りを求めるため、大変な渋滞が起きます。公共機関の場合、秩父鉄道で終点の三峯口駅かその手前の西武秩父駅で下車し、西武観光バスに乗ります。しかし大晦日のバスの夜間運行は無いようですので、マイカーがない方は、大晦日23時30分頃から配布される白い氣守りの整理券を頂くのは難しいかもしれません。
ですが元旦でなくとも三峯の気高さ、御利益は変わりませんので、松の内にゆっくりと参拝してはいかがでしょうか。通常の「氣守り」にも神木が入っておりますので、十分パワーをもらえると思います(下記は通常の氣守りです。他の色もあります)。
1900年の歴史
歴史は古く、景行天皇(約西暦40年ごろ)の皇子・日本武尊が、東国遠征に使わされた折にこちらに立ち寄り、景色の美しさに胸を打たれて、日本国を生んだ神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀ろうと宮を創建させたのが始まり。その後、この地のことを「三つの山が美しく連らなる山」と聞き及んだ天皇が三峯山と名付け、「三峯宮」の称号を与えたのだそう。
また各時代の天皇の命により、修験の祖と言われる役の小角(おづぬ(634年~701年)が修行したり、弘法大師(774年~835年)が十一面観音像を刻みお堂を建てたりと、歴史上の名高い人物が関わっている場所なのです。
2ページ目 石畳の龍、おいぬ様・・・パワースポットのオンパレード