超絶技巧!神の手を持つニッポンのアーティストが集結「神の手●ニッポン展III」開催

Japaaan編集部

人間が作ったとは思えないようなものを生み出す「神の手」を持つアーティストが手がけた作品が集結する「神の手●ニッポン展」が、百段階段に帰ってきます。

東京都目黒区のホテル雅叙園東京で開催される「神の手●ニッポン展III」は、超絶技巧を持つアーティストの作品が一堂に会する巡回展。第3回目は過去2回と同様、東京都指定有形文化財「百段階段」を皮切りに巡回展がスタートします。過去2回の開催では、人間技とは思えない超絶技巧が駆使され、繊細で独創的な作品が大きな話題となり、累計17万人を動員しました。

神の手が作り出した作品が集まる展覧会の第3弾に登場するのは、海外でも評価の高い「シャドーボックス」「立体切文字」「現代切絵アート」などの紙を使ったアート、「組み木絵」「ペットボトルアート」など、素材に新しい命を吹き込むアーティストを中心に、過去開催回に参加したアーティストの人気作品も併せて展示されます。これまで以上のボリューム感で、文化財と現代アートが織りなす時間と空間を楽しめそうです。

では、「神の手●ニッポン展III」に登場する、まさに神技を駆使するアーティストたちをご紹介します。

立体切り文字アーティスト/笹尾 真

文学作品が読んで楽しむだけでなく、見て味わえるアートへと変貌しました。広く知られる文学作品の中から名文を切り取り、本来二次元である文字の世界を立体化します。

芥川龍之介の「地獄変」の冒頭文章を題材とし、数百枚もの紙を重ねた立体文字が生み出す世界などが登場。タイトルが文庫本から滲み出してしまった作品もステキです。

現代切絵アーティスト/中村 敦臣

海外でも活躍する現代切絵アートの異彩。和紙を0.5mmに満たない切り幅でカットした切絵に、アクリル絵の具や金属等の異素材を融合した独自の作品が展示されます。現代美術と切絵の繊細な技術が融合した唯一無二の作品は、まさに神の領域。

2ページ目 まだまだある!シャドーボックス、組み木絵などなど

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