手の中に、ころんとほっこり収まるのは、米、麦、豆をモチーフにした癒しの仏さま。
見ているだけで、心がまあるく優しくなる心地…
その小さな仏さまのお姿は、新進気鋭の木彫作家、古川葉子さんによる作品。新しい形の念持仏です。
一点一点、作家さんご自身が丁寧に仕上げていらっしゃいます。
日本人にとって、古代より人が生きる上で重要な主食である五穀（いつくさのたなつもの）の米、麦、豆をモチーフの中に、それぞれの仏さまがご鎮座。
日本の精神文化と手技が、正に言葉通り私たちの手の届くところに。仏さまの祈りと、自然の恵とが織り交ざった新しい形の念持仏です。
贈り物にも、ご自分用にも、手のひらにころんと仏さま。
そんな時代が、やってきました。