このほど、ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)で、同館に寄託されている歴史資料「守屋壽コレクション」がインターネット公開されました。
「守屋壽コレクション」とは、広島県福山市出身で元メリルリンチ日本証券会長の守屋壽氏が30年以上かけて収集した、国内外の古地図を中心とする近世の歴史資料コレクション。
コレクションは、西洋製・日本製古地図のほかに、近世日本の国際的な交流の様子がうかがえる資料や、故郷の広島県福山市にゆかりの資料、古文書や絵画資料も含まれ、個人所有としては国内最大級の規模と内容となっています。
貴重なコレクションは守屋氏の郷里にある「ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)」に寄託され、総数は1154点となっています。中には「幻の江戸幕府の日本地図」といわれ、現存しないと考えられていた「享保の日本図」が含まれており、話題となりました。
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