オンラインでとても素敵な資料が公開されていました。
神奈川県川崎市にある「川崎市民ミュージアム」。日本の公立博物館・美術館で初めて漫画部門を設置した博物館です。
川崎市民ミュージアムのホームページでこのほど、江戸時代〜明治時代に活躍した、河鍋暁斎、葛飾北斎、鳥山石燕など人気の高い絵師の版本が「漫画資料コレクション」として公開されました!
公開された作品には河鍋暁斎「暁斎鈍画」「暁斎画談」、葛飾北斎「北斎漫画」、鳥山石燕「画図百鬼夜行」「百鬼徒然袋」と言ったタイトルが並びます。
川崎市民ミュージアム開館時から収集してきた6万点に及ぶ漫画に関連する収蔵品のうち著作権が消滅している一部が公開された形となります。
どの作品も現在の「漫画」に通じるものを感じられるとても貴重で興味深い資料。有名な北斎漫画は実は全15巻刊行されていたのですが、この漫画資料コレクションではその15巻全てを閲覧することが可能となっています。
こういった資料は他の博物館でもオンライン公開いているところはありますが、漫画資料コレクションは画質も高いので細部までじっくり鑑賞することができます。漫画という括りで公開するというのもとても面白い!
今後さらに閲覧できる資料が増えることを期待したいですね。
via: @saikifumiyoshi