日頃はめったに行かないけど、初詣やお祭りのときには神社に足を運ぶ人も少なくないはず。最近は、パワースポットとして有名な神社も多いですよね。皆さんの家の近所にも、きっと神社があるのでは?
神社と一言に言ってもいろいろな種類が
稲荷神社、八幡神社…と神社にもいろんな神社があります。それぞれ、祀られている神様も異なり、例えば神明(しんめい)神社は日本の総氏神で、伊勢神宮で祀られている女神・天照大御神をお祀りします。皆さんも聞いたことがある神社といえば稲荷神社。ここは、主に宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りし、ビジネスや立身出世の神様と言われているそう。一方八幡神社は、応神天皇をお祀りし、文武の神様と言われています。天満宮は、菅原道真公をお祀りし、学問の神様と言われています。実は、文筆・芸能の上達でも有名ってご存知でしたか?
ちなみに、江戸時代はとにかく稲荷神社が多かったとのこと。どこの町内にも必ずあり、その数は何千ものと言われています。商売上手な人が多い江戸時代なのも、もしかしたら稲荷神社の氏神さまのおかげかも。
神社の神様は、地域の守り神
神社って、人生の節目だとか特にお願いしたいことがなくても、気軽にぶらっと入っていいのです。神社の神様は、地域の守り神。私たちを見守ってくれている、心強い存在なのです。地域に住む人たちは、氏子(うじこ)と言い、どこの神社の氏子かはちゃんと決まっているそう。
ちなみに、自分が住んでいる土地はどの神社の『氏子区域』なのかを知りたい時は以下記事を要チェック
氏子って何?自分の氏神様の調べ方は?新年を迎える前にサクッと知りたい神社の基礎知識
神社は敷居が高いから…と足が遠のいている方も、ぜひ気軽に行ってみて。神社の神聖な空気にふれると、背筋もピンとのびてほどよい緊張感が感じられる人が多いはず。そして、神様にお願い事をしてみましょう。今やっている仕事が成功しますようにとか、料理が上手になりますようにとか、どんなお願い事だっていいのです。
といってもただお願いごとをするだけじゃダメですよ。その夢を実現させるために、頑張りますという気持ちも伝えることと、お礼を兼ねて報告しにお参りにいくことが大事です。
神社は、私たちの一番身近なところにあるパワースポットかもしれませんね。早速、家の近くの神社に足を運んでみませんか?