今年10月6日(金)から、浮世絵師・葛飾北斎の晩年の作品が一堂に会す展覧会「北斎-富士を超えて-」が開催されることが発表されました。葛飾北斎と言ったら誰もが一度は目にしたことのある「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が有名ですが、その神奈川沖浪裏にドラえもんの人気キャラクターたちが時空を超えて現れました。
そう、以前紹介したドラえもんの浮世絵木版画に新作が登場です。その新作の絵柄がこちら。
いるよいるよドラえも〜ん!
葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をもとに描かれた本作はドラえもん浮世絵木版画の第三弾となります。
作品をよく見てみるとドラえもんの他にものびた、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんがちゃんと描かれています。あれ?北斎テイストがしっかり引き継がれた大波と、ドラえもんらキャラクターたちのコントラストはまさに時空を超えた日本文化のコラボレーション。
波の中には「ド・ラ・え・も・ん」の隠し文字も描かれていたり、どら焼きまで描かれていますよ。江戸時代の浮世絵の洒落っ気も受け継いでいる感じがとっても素敵。
作品は伝統技術を継承する職人さんたちの手によって制作。摺り重ねは28回にも及ぶ作品となっています。使用される和紙も最高級の越前生漉奉書でとってもプレミアム感ある作品に仕上げられています。
ドラえもん 浮世絵木版画(富嶽三十六景 神奈川沖浪裏)はオンラインで販売中。3月上旬より順次発送予定となっています。