圧巻800体の座敷雛も!目黒雅叙園・百段階段に九州のお雛様が一堂に会す「百段雛まつり ~九州ひな紀行Ⅱ~」

Japaaan編集部

東京都指定有形文化財の百段階段を、珠玉のお雛さまが飾る「百段雛まつり」。人気のシリーズイベントの第8弾は、2014年に開催された「九州ひな紀行」を上回る規模で、百段階段に九州のお雛様たちが帰ってきます。

『百段雛まつり』~九州ひな紀行Ⅱ~は、1回目の開催よりもパワーアップして、九州7県・12の地域から歴史ある雛人形が一堂に会します。武家や旧家に伝わる貴重な名品、筑豊の炭鉱王・伊藤伝右衛門邸に飾られる圧巻の800体の座敷雛など、かつてない迫力で、人形文化の最高峰「お雛さま」と、豪華な建築文化「百段階段」の競演を堪能できるひな人形展。

今回の展示では、朝ドラ「花子とアン」でも描かれた柳原白蓮と村岡花子が愛したお雛さまも登場。宮崎家が所蔵する、通常は非公開の柳原白蓮が大切にしていた有職雛と、村岡花子にゆかりの雛人形と雛道具が特別公開されます。明治・大正・昭和と激動の時代を生きた女性の生涯に想いを馳せつつ、贅を凝らした雛人形たちを鑑賞してみてはいかがでしょうか。

2017年の出展作品は段飾り、座敷雛のみならず、日本三大つるし飾りの一つである福岡・柳川の「さげもん」、長崎・平戸の平戸藩主松浦家に伝わる道具と、精巧に作られた雛道具など、総数1,000を超える名品がずらりと並びます。

部屋ごとに異なるテーマで、それぞれ趣の異なるお雛様たちが来場者を楽しませてくれる同展。開催期間は2017年1月20日(金)~3月12日(日)※会期中無休。毎年、ひな祭りが近くなるとかなり混雑しますので、ゆっくり鑑賞できる早めの来場がおすすめです。

百段雛まつり ~九州ひな紀行Ⅱ~ 催し物|目黒雅叙園

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