伝統工芸の職人とデザイナーをつなぐ「TOKYO CRAFTS & DESIGN」という素晴らしいプロジェクトがありました。
TOKYO CRAFTS & DESIGNは伝統工芸品を手がける職人さんと伝統工芸に興味を持つ様々な分野のデザイナー・アーティストを結びつけ、新たな伝統工芸品を作り上げようというプロジェクト。東京都美術館が主催しています。
まさにJapaaanのキャッチコピーである「日本文化と”今”をつなぐ」にベストマッチなプロジェクトです。
「TOKYO CRAFTS & DESIGN」は、現代のライフスタイルに合った商品のアイデアを必要とする伝統工芸の職人と、工芸の魅力を知り自らのアイデアやデザインを生かしたいと考えるデザイナーとが「協働」して、新たな伝統工芸品を創出するものです。職人とデザイナーは、互いに理解をめながら、チームとして商品開発に取り組んで参りました。
Tokyo Crafts & Design について | Tokyo Crafts & Design
すでにサイトには伝統工芸の職人さんとデザイナーさんとが協議し作り上げた作品が並んでいます。
どの作品も確かにデザイナーさんのセンスや考えが反映されていて、新たな伝統工芸品のイメージが沸き上がってきます。
トウキョウカボッション
こちらは東京七宝職人の畠山 弘さんとジュエリーデザイナー村田 繭衣さんのリング。繊細なデザインで色合いがすごくキレイですね。
mixed pendant
こちらは象牙職人の片山 紀史夫さんと漆作家 峰岸 奈津子さんのペンダント。象牙と漆という伝統的な素材が融合して、シンプルながらデザイン性の高い作品ですね。
TOKYO CRAFTS & DESIGNで作成された商品は東京都美術館内ミュージアムショップにて販売されています。実際に手に取って確認できますので、伝統工芸品ならではの素材の質感を感じながら選べますね。
こういった職人さんとデザイナーさんをつなぐ場が増える事で日本の伝統的な文化は良い方向に進化し受け継がれていくでしょう。
伝統分野においてお互いの作品を見て出会い、コラボレーションによって新しい作品が生まれる。こういった流れを手助けできるサービス、Jpaaanでも提供できればと模索しています。