アニメ映画「君の名は。」いまだ大人気ですね。先週はデスノートに全国映画動員ランキング首位を奪われましたが今週またしても「君の名は。」が首位に返り咲きました。
そんな君の名は。でストーリーの核とも言えるアイテムが商品化されました。それがこちら。
映画を観た人はすぐにわかりますね。宮水三葉のあの口噛み酒がモチーフになった日本酒、酒の名は「蓬莱 聖地の酒」。
宮水三葉の口噛み酒とは、妹とともに宮水神社の巫女を務める三葉が神社への奉納のために人前で作った伝統的な酒のこと。口噛み酒は米を口に入れて含みそれを吐き出し放置して作るお酒のことで、実際に存在する製法です。
この日本酒は映画の舞台にもなっている岐阜県飛騨市の気多若宮神社(けたわかみやじんじゃ)の神主様より「縁結び」「医薬・病気平癒」「商売繁盛」などの御祈祷を受けたお酒なのだそうで、しっかりと御利益のあるものなのです。
販売するのは岐阜県飛騨市の酒蔵 有限会社渡辺酒造店。女性新入社員2名が地元飛騨の魅力を全国に伝えたいという思いから考案されたものなんだそうです。
「聖地の酒」は飛騨産の酒米「ひだほまれ」を原料に使い、自家井戸清水(不老不死の水)で醸した純米吟醸酒。味わいは、ふくらみのある旨味をもったシックな味わい。熱燗でもいける味わいとのこと。映画と同じように瓶子に詰めて販売されます。
さすがに「三葉の口噛み酒」という名での販売ではありませんが、飛騨に聖地巡礼に訪れるファンにとってはとっておきのお土産のひとつになりそう。