攻殻機動隊、草薙素子の木版画がまたやってきたーっ!
昨年秋頃に発表された「攻殻機動隊」×「浮世絵」プロジェクト。
300枚限定だ!攻殻機動隊の草薙素子が職人の手による浮世絵になって発売です
このプロジェクトでは、攻殻機動隊のビジュアルの中でも人気の高いあのポスターイラストを浮世絵木版画で再現し300枚限定で発売。ネットを中心に海外でも話題になりました。
その「攻殻機動隊 浮世絵シリーズ」の最新作がついに登場です。既に予約がスタートしていますよ。今回の作品も元絵はあの人気ポスターですが、木版画の特徴でもある"摺り"の手法がかなり面白いんです。
今回の作品「Ghost In The Shell/攻殻機動隊 藍摺絵」がこちら。
何本ものケーブルに繋がれたお馴染みの草薙素子、相変わらずカッコいい!
今回の作品の特筆すべきは「藍摺」という手法で摺られていること。藍摺でくるあたり、かなりコアでキュンキュンしちゃう!藍摺絵とは日本人には昔から馴染み深い"藍色"の濃淡のみで表現する浮世絵の手法の一つ。
藍摺という手法は浮世絵が確立した江戸時代でももちろん使われていて、代表的な作品としては葛飾北斎の「富嶽三十六景 甲州石班澤」の藍摺が有名でしょうか。
そんな、コアな手法を攻殻機動隊の浮世絵木版画に採用するあたり、今までのコラボ浮世絵とは違ってそそられますね。
摺りと彫りは前作同様、伝統工芸士による手仕事。藍色の濃淡の中にポイントとして使われている紅色がまた草薙素子の魅力を引き立てています。
さらに今回は浮世絵とともに 本染手ぬぐいも発売です。こちらは手拭い専門店「かまわぬ」と「攻殻機動隊 浮世絵シリーズ」とのコラボ商品になっており、紺地と白地の2種類からチョイスできますよ。
ここ最近は様々なキャラクターが浮世絵木版画の作品として描かれることが多くなってきていますが、今回の攻殻機動隊浮世絵の藍摺を取り入れてくるあたりに惚れちゃったファンも少なくないのでは?
「Ghost In The Shell/攻殻機動隊 藍摺絵」はホームページで予約受付中。2016年12月中旬~2017年2月ごろに納品予定とのこと。