本日7月29日から公開がスタートした庵野総監督のシン・ゴジラ。本日行われた初日舞台あいさつで、シン・ゴジラを演じた人物が発表されました。
その人物とは、狂言師の野村萬斎さん。
ゴジラを演じる?一体どういうこと?という疑問が湧くわけですが、今回のゴジラはモーションキャプチャ技術を使用しており、そのモーションキャプチャでゴジラの動きを演じたのが野村萬斎さんなんだそうです。
ゴジラの公式Twitterでもモーションキャプチャの現場の様子がツイートされています。
祝!!「シン・ゴジラ」公開!!
先ほど初日舞台挨拶で発表がありました、ゴジラ役は野村萬斎さんに演じて頂きました!
人の動きをモーションキャプチャーでフルCGゴジラに反映しているのです!#ゴジラ #シンゴジラ pic.twitter.com/wrH7Af1J0S— ゴジラ (@godzilla_jp) 2016年7月29日
ゴジラのマスクと尻尾をつけて演じる萬斎さん。シン・ゴジラの予告編ではゴジラがゆっくりと移動するシーンのみが映し出されていますが、本編では実際にCGを通してどのように動きが反映されているのでしょうかね。
気になるのが、何故に野村萬斎さんなのか?というところですが、シン・ゴジラの樋口監督はゴジラをフルCGにすると決めた時点で萬斎さんの起用を考えていたということです。狂言の動き、様式とゴジラの動きが合致したんでしょうね。
「器の中に魂を入れたいというとオカルト的になるけれど……。そう考えてたときに『のぼうの城』で萬斎さんとご一緒して。その後も狂言を観に行った時に、狂言の演目で、妖怪だったりこの世ならざるものを演じたものがあって。その中でこの人ならいけるというのが見えてきた」
シネマトゥデイ
映画 シン・ゴジラは本日より全国で上映中。萬斎さんの動きがゴジラにどのように反映されているかもぜひチェックしてみてください。