梅の季節ですね。
今年の冬は暖冬だったためか、若干開花が早いようで、おかげで例年より早く春の便りを感じることができるのが嬉しい今日この頃です。可愛い花弁を愛でてる方も、多いのではないでしょうか。まさか「桜の前座がフライング気味で来た」とかいってる方は、いないでしょうね。
フライングする梅といえば、飛梅伝説。そして飛梅伝説といえば、梅と相思相愛で左遷先にまで梅が飛んできたという、菅原道真。その道真公を祀る京都の北野天満宮は、道真公の命日である2月25日にはその名もずばり「梅花祭」が行われる、一大梅スポットです。が、京都には他にも大々的な梅スポットが存在します。その名も、梅宮大社。
「梅宮大社」といっても、梅宮辰夫を祀る神社ではありません。「シンボルロック」「夜は俺のもの」と、対応に困るようなことをふっかけてくる神ではありません。「梅宮」の読みは、「うめのみや」です。
檀林皇后ゆかりの立派な神社であり、安産の神様としても崇敬を集めてますが、もちろん名前の通り、梅も名物。境内の大きな神苑では多くの梅が咲き、3月第1日曜には「梅産祭」なる祭も開催されてます。またお酒の神様でもあるため、梅酒にも力を入れられてるので、そっち系がお好きな方には嬉しいところではないでしょうか。
桜もいいですが、桜の実の酒というのはあまり、ありません。大人なら、梅と酒で、行っときましょう。