日本の新幹線のスゴイ技術!

Japaaan編集部

この夏、帰省や旅行のために新幹線を利用したという方も多いのではないでしょうか。
新幹線網はどんどん整備されていますし、より速くなっていますから、これからもますます便利な交通として利用され続けていくことでしょう。

そんな新幹線のダイヤ通りの運行の裏に、運転士の細かな技術があるということを知っていますか?

新幹線1本当たりの遅延は36秒

日本の電車などの交通は時間に正確に進んでいます。
もちろん事故や悪天候などの影響で遅延が出ることもありますが、それはイレギュラーなケースです。

新幹線でももちろん遅延が発生することがあります。
しかし、悪天候や災害などによる遅延を含めても、昨年1年間の東海道新幹線の遅延は平均すると1本あたり36秒なんだそうです。

この数字、ものすごいと思いませんか?

こんな驚きの数字の裏には、運転士の確かな技術があります。
新幹線は一定スピード以上に速度が出ると自動的に速度が下がるようになっていますが、その他の調整は全て運転士が行っています。
つまり、ダイヤ通りに着けるか着けないかは運転士の技術によるところが大きいということです。
そんな新幹線の運転士は、乗客の乗り降りに時間がかかったとか、そういったケースを除いては各駅に誤差1秒以内で到着しているんだそうです。
そしてもしも数秒単位で遅れが出てしまっても、それをその後の運転で取り返すような調整もしているんだとか。
秒単位の調整ができるなんて、とっても細かな技術ですよね。

乗り心地にも配慮してます

そしてもちろん、乗客の乗り心地にも配慮をした運転をしています。
例えば急な減速が起こると大きな揺れを感じるものですが、それが起こらないような細かな調整もきちんとされているのです。

新幹線の運転士の芸は細かい!
この運転士の細かな技術と心配りは日本人ならではのものではないでしょうか。
新幹線の技術を他国へ伝えることはできても、運転士の技術を伝えるのは至難の業でしょう。

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