文学ファン、着物ファンにはたまらない展覧会が開催されますよ!
今回紹介する展覧会は、現在クラウドファンディングで支援プロジェクトが進行中の、弥生美術館で開催される「谷崎潤一郎文学の着物を見る」。
この展覧会は日本を代表する文学者 谷崎潤一郎が作品の中で描いた登場人物のモデルになった女性たちの着物スタイルを、忠実に再現して展示するというもの。
これは面白い趣向の展覧会ですよね。谷崎潤一郎の作品の中の世界が着物スタイリングを通して目の前によみがえるわけです。いったいどんな形で再現されるのか気になりますが、いくつか例が挙げられています。たとえば、、、
谷崎潤一郎の中編小説「春琴抄」にてインスピレーションをもたらしたと言われる妻・松子の着物姿を再現。
「友田と松永の話」で田中比左良が描いた挿絵をもとに、銘仙に白いエプロンをかけた女給さんの姿を再現。
展覧会での出品数は着物約30点、挿絵約100点とボリュームも十分。
Makuakeでの支援はすでに目標額を達成しており期待のほどがうかがえますね。目標額は達成していますが引き続き支援は募っているようなので要チェックです。
新たな発見がここに!弥生美術館「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展を楽しもう | Makuake(マクアケ)
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」は2016年3月31日(木)~6月26日(日)まで弥生美術館で開催されます。