10月31日、世間はハロウィンでにぎわいます。魔女や悪魔の仮装をした人たちが街にあふれ、夜はあちこちでお祭り騒ぎです。そんな光景に見飽きた皆さんは、浅草・花やしきに足を運んでみてください。そこでは、一風変わった「浅草花やしきハロウヰン妖夜祭」が開催されます。
「浅草花やしきハロウヰン妖夜祭」は、閉園後の花やしきに妖かし(あやかし=妖怪)たちが集う和風のハロウィンパーティーです。人間は一切立ち入り禁止。普段は「人間」として生活している妖かしたちが、本当の姿を表して交流を楽しむ、怪しくも魅力的な一夜なのです。
ハロウヰン妖夜祭では、メリーゴーランドなどのアトラクションが動きます。また、怪活動写真弁士・坂本頼光氏の無声映画上映会や吉原狐社中・百合之介太夫の狐舞ひなども披露されます。花やしきを貸し切って、妖かしたちがどんちゃん騒ぎ!
しかし、妖かしたちが花やしきに現れるのは夜だけではありません。昼間もどんどん妖かしたちが園内に侵入してきます。日本最古の遊園地は、人と妖かしとが入り乱れるカオスな空間と化します。妖怪をテーマにしたお店が並ぶ「妖店マーケット」や、妖かしたちが園内を練り歩く「花やしき妖かし行列」など、妖かしではない人たちも楽しめる妖怪イベントが盛り沢山!
「妖怪に会いたい!」という普通の人は昼に、「我こそは妖怪なり!」という妖かしは昼だけでなく夜まで、花やしきで和風のハロウィンを堪能しようではありませんか!