「世界のミフネ」として日本を代表する俳優三船敏郎さんが、国際的な映画スターとしてハリウッドの殿堂入りメンバーに選ばれました。
ハリウッドの商工会議所は、毎年ショービズの世界で活躍した人から殿堂入りする人を選出し、その功績を称えて名前を刻んだ星形のプレートを目抜き通りに飾っています。この通りが世界的に有名な「ウォーク・オブ・フェイム」。映画、テレビ、音楽、ラジオ、演劇の5分野で活躍した人物の、それぞれのシンボルが付いたネームプレートが2,000以上埋め込まれています。
2015年6月22日に2016年に新たにハリウッドの殿堂入りする人物が発表され、三船敏郎さんもその中の名誉ある一人に仲間入り。三船さんは映画「羅生門」「七人の侍」「用心棒」などの黒澤明監督の名作に出演して世界的に知名度があがり、「グラン・プリ」「レッド・サン」などの海外作品にも出演し「世界のミフネ」と呼ばれ、国際的に活躍されました。平成9年に77歳で三船敏郎さんが亡くなってから18年、満を持しての殿堂入りです。
日本関連では、ハリウッド俳優の早川雪洲(1886-1973)、マコ岩松(1933-2006)、ゴジラが殿堂入りを果たしています。