へそで茶を沸かす… おかしくてしょうがないこと。また、ばかばかしくて仕方がないことのたとえ。
「へそで茶を沸かす」このことわざをからくり人形で表現した作品がなんとも奇怪でコミカルな動きで面白いんです。早速作品を見ていただきましょう!
やばいこの動きwww
ハンドルで歯車を回すことで台の上に寝転がった人形がやかんの熱さにジタバタ。まさにへそで茶を沸かす。その激しすぎる動きたるや本当に茶が沸いてしまいそうな熱量であります。
この作品を制作したのは原田和明(二象舎)さん。原田さんはオートマタの作家さんでそのほかにも数々の作品がホームページに公開されています。
オートマタとはいわゆる西洋からくり人形。日本のからくり人形のようなもので、ゼンマイや歯車を利用して人形などを動かす自動人形のこと。
日本のからくり人形は主に木で歯車などを組んで制作されていましたが、オートマタはオルゴールや時計の技術が応用されているので精巧に金属で組まれていたものが多いそうです。
今回紹介した原田さんの作品は木組みで制作されているのでからくり人形に近いのでしょうかね。木でつくられていることで見た目に柔らかさがあって、人形の可愛らしさがさらに魅力的にうつります。