大正時代前後の女性の暮らしと美意識を探る企画展「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」が開催

Japaaan編集部

大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」にて、企画展「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」が開催されます。

明治から昭和にかけて、女性たちの暮らしは家庭内から外へより活動的に変化していきました。服装も着物から洋服へ、髪型は日本髪から束髪を経て断髪へと変容し、「モダンガール」と呼ばれる新しい女性像が展開しました。

少女幸福双六 須藤しげる画 昭和5年

変化する生活に伴って特に女性用の化粧方法も変化し、多種多様に商品開発されました。パッケージには当時の女性に好まれたデザインを取り入れたため、時代の雰囲気をよく表しています。

本展では近代の商業デザインの研究家である佐野宏明氏のコレクションを中心に、「レトロ・ロマン・モダン」と呼ばれる大正時代前後の化粧品や薬など生活雑貨のパッケージ、雑誌や商品広告などを展示し、当時の女性の暮らしとその中にある美意識を探ります。

企画展「レトロ・ロマン・モダンを語る」は、2024年7月13日(土)~10月14日(月・祝)の期間、大阪くらしの今昔館企画展示室で開催されます。

 
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