別れてもズッ友だよ♡才女・清少納言、16歳で結婚するも10年で離婚。お相手はどんな人?【光る君へ】

雲川ゆず

2024年の大河ドラマ『光る君へ』では、ファーストサマーウイカさんが清少納言役(ききょう)を演じています。特に初回登場時には大きな反響を呼び、今後もどのように主人公のまひろ(紫式部)とかかわっていくのかが注目されます。

そんな清少納言ですが、実は離婚経験があります。今回の記事では、彼女の離婚エピソードに迫ってみたいと思います。

清少納言が結婚したのは16、17歳のころ

清少納言は、天元4年(981年)ごろ(彼女が16、17歳のころ)に結婚しました。相手は1歳年上の橘則光(たちばなののりみつ)という人物でした。

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橘則光は、花山天皇の乳母子だった関係から院司(直属の職員)をつとめていたと考えられています。2人は妹(いもうと)背(せうと)の仲で宮中公認だったとされています。

橘則光については、残念ながら詳しい情報があまり残っていません。ただし、『今昔物語集』では、則光は、兵の家に生まれたわけではないものの、体が強く勇敢な性格で、見目も良かったとされています。

また、ある夜中に盗賊3人に襲われたさい、これを斬り殺したというエピソードも。

結婚生活は、約10年でピリオドを打つ

結婚の翌年、息子(則長)が生まれています。

公認の仲で子どもにもめぐまれた2人ですが、結婚生活はそれほど長くは続きませんでした。およそ10年で結婚生活にピリオドを打つことになります。

3ページ目 離婚の原因は……?

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