大阪のシンボルである通天閣。今建っている通天閣は二代目って知っていましたか?初代の通天閣は1943年に火災で焼け落ちてしまい、1956年に現在の通天閣が完成しました。
そしてこの度、1943年に焼け落ちてしまった初代 通天閣の戦前のカラー映像が公開されました。初代 通天閣のカラー映像はこれまで知られておらず、今回公開された映像が初なのだそうです。
撮影時期は撮影は1937年5月ごろと考えられています。
映像の中には通天閣のほか道頓堀の繁華街などが映されています。この映像は神戸映画資料館の館長が保存していたもので、2014年の10月からカラー映像の復元に挑戦していたものになります。
朝日新聞デジタルに映像が公開されていますのでチェックしてみてください。
初代通天閣、こんなんでした 戦前のカラー動画を初確認:朝日新聞デジタル
初代通天閣の姿とあわせて道頓堀の賑わいもとっても興味深いですよね。明治時代に撮影されたと道頓堀のかつての賑わいぶりがわかる古写真を日本古写真メタデータ・データベースより少し紹介いたします。(カラーは着色によるもの)
幕末・明治期 日本古写真メタデータ・データベースではこの他にも多くの古写真が検索できますので是非!