竹久夢二の知られざる創作の日々を紐解く企画展「竹久夢二と榛名―理想郷を求めた夢二―」開催

Japaaan編集部

岡山県岡山市の「夢二郷土美術館」で、2023年秋の企画展「竹久夢二と榛名―理想郷を求めた夢二―」が開催されます。

岡山出身の竹久夢二(たけひさゆめじ)は大正浪漫を代表する詩人画家としてだけでなく本や日用品などのデザイナーとしての活躍も注目されています。

生活の美を信念としていた夢二は、関東大震災後に訪れた大量生産の時代への変化に異を唱え自らの理想を実現するため、1930年に榛名山美術研究所設立の趣意書を発表します。研究所の建設にと考えた群馬県榛名は、旅先で出会う風景や人々に影響を受けて創作していた夢二が特に思いを寄せ何度も足を運びアトリエも設けた地です。

《塚越迪子像》高崎市所蔵

榛名や伊香保には夢二の足跡や地元の人々との交流が伝わり、夢二がたびたび宿泊した旅館には夢二の作品や書簡等が遺されています。2023年秋の企画展では、これらの貴重な作品と資料をふるさと岡山で初公開し、夢二郷土美術館の所蔵作品とともに夢二の知られざる晩年の創作の日々と人々との交流を紐解きます。作品点数は120点以上を予定。

竹久夢二《震災スケッチ「神保町より九段を望む」》夢二郷土美術館所蔵

あわせて今年100年の節目を迎えた関東大震災に当時夢二が衝撃を受け、自らの足で震災の跡を見て回りスケッチして都新聞の「東京災難画信」連載や雑誌にルポタージュを掲載するなど、活動の転機となった足跡を直筆の日記などとともに特別公開。

企画展「竹久夢二と榛名―理想郷を求めた夢二―」は、2023年9月12日(火)~12月3日(日)の期間、夢二郷土美術館本館で開催されます。

 
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