プラチナ万年筆から新たに、万年筆「富士雲景」シリーズが発表されました。
富士山とその周囲を泳ぐ雲との共演から生まれる美しい景色からインスピレーションを受け、 そのイメージを様々な加飾方法を用いて表現することを コンセプトにした「富士雲景」シリーズ。第一作目として「鱗雲(うろこぐも)」が発売されます。
富士雲景「鱗雲」では鱗雲の雰囲気を表現するために、これまでの 富士旬景シリーズに見られた規則的なパターンではなく、あえて 不規則なパターンでボディを切削。
若干のくぼみを 持たせた切削によって、ボディに複雑な透過と反射が生まれ、 まるで自然が生み出したような造形美を実現。そのボディを通した光が落とす影は、まさに鱗雲を彷彿させる 仕上がりに。
また、「鱗雲」はプラチナ万年筆の #3776 センチュリーとして初めてのバイカラー(キャップとボデイで異なる 2 色を使用)のペン体となります。 季節と時間に染められた富士の山肌を表現したダークブルー グレーのシックなキャップと、緻密な切削加飾が施されたクリア ボディとのコントラストを楽しめます。
天冠 ドーム内部には富士シリーズ でおなじみの富士山ナットを装着。シリアルナンバー が刻印されます。落ち着いた輝きを放つロジウ ムフィニッシュのペン先は、 極細・細字・中字から選べます。
富士雲景「鱗雲」のイメージを印刷した特別仕様パッケージに梱包され、コンバーターとカートリッジインク、特別調色インク「赤富士」を同梱。2023年7月25日から世界 3,000 本限定で発売されます。価格は44,000円(税込)です。