以前、「百人一首」の歌からイメージしたというイヤリングをJapaaanで紹介しましたが、
「百人一首」の歌を日本の伝統色で表現した京ガラスのイヤリングが素敵です!
このイヤリングを販売する「ぴあり」から、「源氏物語シリーズ・第二弾」として、「源氏物語~桐壺更衣~」というイヤリングが発売されます。
源氏物語は、紫式部によって書かれた世界最古の長編恋愛小説です。1,000年の時代を超えて読み継がれてきたベストセラーである源氏物語全54帖の中から、10人の登場人物にスポットをあてたのが、「源氏物語シリーズ」。
今回発売されるのは、誰よりも帝から愛されその愛がゆえに苦悩し、幼き光の君を残しこの世を去ってしまう…光源氏の実母であり、光の君の恋慕のベースとなる「桐壺更衣(きりつぼのこうい)」です。
桐壺更衣とは?
光源氏の実母である桐壺更衣は、帝の寵愛を一身に受けながらもその愛の大きさと後ろ盾がない身分であるが故に、弘徽殿女御や后妃たちからの妬みからのいじめに遭います。光源氏を生んだことで後継ぎ問題にも巻き込まれ、光源氏が3歳の時に心労が原因でこの世を去ってしまいます。
帝の住まいから一番遠い所にある「淑景舎(しげいしゃ)」に住み、その庭に桐が植えてあったため、「桐壺」と呼ばれています。
イヤリング「源氏物語~桐壺更衣~」は、命ある道を行きたいと願いながら、この世を去った儚い母。帝と自身の名となった桐の花をイメージしたデザインに。
京都の自社工房にて職人が一粒一粒丁寧に焼き上げたヴェネチアンガラスをベースに焼き上げた「京ガラス」を使用し、100を超える繊細なパーツやモチーフと組み合わせています。
桐壺更衣にそっくりな藤壺の宮のイメージとリンクするシェルの花などを組み込みつつ、儚くも大人の女性の雰囲気を感じさせるデザインに仕上げられています。
「源氏物語~桐壺更衣~」は2023年3月17日(金)から発売。価格は19,800円(税込)です。