刀鍛冶が監修したという、叩きやすさを追求したキャンプ専用ハンマー『手槌』の一般販売が始まりました。
『手槌』は、クラウドファンディング『Makuake』にて先行販売され好評だったキャンプ専用ハンマーで、今回の一般販売では更に改良を加えて登場。
日本古来の刀鍛冶が手打ち鍛造をする時に使う鍛冶用ハンマーは『火造り槌』とも言われます。数々の刀匠が鉄を叩き続けたにも関わらず、手首を傷めず、長時間打ち続けることできたのは、この道具のおかげとされます。
『手槌』は、キャンプの際にペグダウン、薪割りでの手首の負担を軽減するため、鉄を叩き続ける淺野鍛冶屋の刀匠の監修の下で開発されました。
ヘッドはステンレス製で叩く部分が片側にだけ伸びている特殊な形状をしています。片側に伸びているので、前側に付いた重心でヘッドの落下速度が増し、手首に力を入れなくとも一打一打の力が良く伝わるのだとか。大きく振りかぶるのではなく、狙いを定めて打ち落とし、正確に力を伝えるために役立つとされているそう。
重量は約730-50gと重め。ソロキャンプブームで300g以下の軽量タイプのハンマーは持ち運びやすいというメリットがありますが、打つ回数が増えることで体力と時間が必要になったり、手首の負担の原因にもなるというデメリットもあります。重さを活かすことで、力のない女性や子供でも打ち込むことができます。
刀鍛冶と木工職人、金属加工の匠が手を組んだ日本謹製のキャンプ専用ハンマー『手槌』は、オンラインからも購入可能です。価格は21,780円(税込)です。