最近、欧米を中心にヘルシー志向の人々が手にしているという「Kombu-cha」。
え、あの昆布茶が?とびっくりしてしまいますが、実はこのコンブチャはいわゆる日本の昆布茶ではなく、日本では「紅茶キノコ」として知られているモンゴル原産の発酵茶のこと。日本では昭和40年代末から50年代初頭にかけて、健康食品として一大ブームになりました。
なぜか20世紀初頭に昆布茶と混同されてしまったらしく、「コンブチャ」以外に「コンブカ」と言う人もいるそうです。
味わいは「昆布茶」とは全く異なり、リンゴ酢を炭酸水で割ったような酸味が強くあっさりした味わい。ノーマル以外にもフレーバー好きな欧米の人の嗜好でしょうか、マンゴー味、ストロベリー味、ローズ・ヒップ味といったバリエーションもあるそうです。
あのミランダ・カーやマドンナをはじめとして、多くの有名人も愛飲しているのだそうで、これはちょっと試してみたくなりますね。
ちなみに日本の本家「昆布茶」も負けず劣らず健康によい効果があるんですよ。
例えば、
・ ぬめり成分「アルギン酸」が余分な塩分やコレステロールを排出してくれる
・ 動脈硬化予防に効果のある「ヨード」を多く含む
・ 海藻なのでミネラルが豊富
・ カフェインを含まないので子供や妊娠中でも安心して飲める
どちらの”コンブチャ”も健康にはとてもよいんですね。いつもコーヒーや紅茶の方もたまには「コンブチャ」で秋の夜長にのんびりしてみませんか。