AKIRAや童夢などの人気作品で知られる大友克洋が制作した原画が、仙台空港ターミナルビル国際線のロビーに巨大なパブリックアート壁画となって飾られることになりました。日本交通文化協会が推進する、全国の駅や空港にアート作品を制作・設置する事業によるもの。
巨大なな壁画となって飾られることになった大友克洋による原画がこちら。
鯉にまたがった童子が真ん中に描かれ、左右には風神雷神を従えています。大波を乗りこなすさまは「大いなる自然の力に立ち向かい、希望ある未来に向けて乗り超えてゆく姿」をイメージしているそう。
童子のメガネをかけたユーモア溢れる姿は大友克洋テイストと言って良いかもしれませんね。大友克洋の作品は世界的にも人気が高いですから、国際線ターミナルに飾られるというのは場所的にもベストな気がしますね。
大友克洋は宮城県出身であり世界的な漫画化であるということも、今回の仙台空港のパブリックアートの原画制作に選ばれた理由のひとつであるのかもしれません。
壁画(陶板レリーフ)は幅 約8.7m、高さ 約2.8mの大きなものとなり、2015年3月の完成を予定。すでにこの原画をもとに約10名の陶板レリーフ職人によって壁画の制作はスタートしています。
完成後はこの壁が見たさにファンが仙台空港に訪れることになるかもしれませんね。