近年、万年筆の人気が高まりを見せており、この人気に合わせて各社からさまざまな万年筆インクが登場していますが、雑誌『趣味の文具箱』の2022年6月号増刊として『INK CATALOG 万年筆インクを楽しむ本』が発売されました。
本書は2020年5月8日に発売された「INK 万年筆インクを楽しむ本」に大幅な加筆や最新のインク情報などを追加した特別編集号で、2500色ものリアルなインク色も掲載されています。
万年筆で使えるインクの色は、黒やブルーブラックだけではありません。基本的に、インクは万年筆と同じブランドのものを使うことが推奨されていますが、基礎を知り、使い方に気を付ければ、様々なブランドのインクを使うことができます。
万年筆インクは単なる文字を書く消耗品ではなく、インクの色調や濃淡を生かして書く・描く行為をより深めるツールとして注目されています。
いま日本で購入できる万年筆インク(ボトルインク)の数は、国内外のペンブランド・インクブランド、全国の文具店ショップオリジナルインクの定番色を合わせて約2500色もあるそうです。
濃厚なビビッドカラーがあれば、幽遠な渋色もあり、多彩なトーンのインクがあります。物語のある個性的なインクの名前や、飾っておきたくなる優れたボトルデザインも、インク選びの大きな楽しみ。
本書を読んで、万年筆、万年筆インクの魅力を奥深くまで探求してみてはいかが?
目次
- PART.1 万年筆とインクを知る
- PART.2 万年筆インクカタログ ブランド編
- PART.3 万年筆インクを上手に楽しむ
- PART.4 万年筆インクカタログ ショップ編
- PART.5 楽しい万年筆インクライフ
- PART.6 インク名索引
『INK CATALOG 万年筆インクを楽しむ本』は¥2,200(税込)で発売中です。