浮世絵師・歌川国貞の歌舞伎絵が巨大な花絵で蘇る「TOKYO FLOWER CARPET 2022」開催

Japaaan編集部

東京・丸の内にて「TOKYO FLOWER CARPET 2022(トウキョウ・フラワー・カーペット2022)」が開催されます。

「TOKYO FLOWER CARPET 2022」では、江戸時代に一世を風靡した浮世絵師 歌川国貞(三代目豊国)が描いた歌舞伎絵(役者絵)を、50,000本のカーネーションを使い、巨大な花絵「花歌舞伎」として現代に甦らせ、行幸通りが花の絨毯で敷きつめられます。

総合監修は、花歌舞伎を生み出し、世界各地で作品を創り続ける花絵師の藤川靖彦。

「TOKYO FLOWER CARPET 2022」でつくる花歌舞伎作品は、江戸時代、一世を風靡した浮世絵師 歌川国貞(三代目豊国)の代表作「今様押繪鑑」シリーズから、竹抜五郎・白拍子櫻子・快童丸等の5作品を選び、花絵師の藤川靖彦が、花絵作品用にリデザインしました。

また今回使用した花は再資源化を行い、再生紙による「お花のスケッチブック」として生まれ変わります。「お花のスケッチブック」は、障がい児童のアートエデュケーション支援として、東京都の特別支援学校に寄贈しています。

この活動は2018年よりスタートし、現在までに8,000冊のスケッチブックを、東京都立の特別支援学校57校に寄贈しました。そしてこの「お花のスケッチブック」に描かれた絵は、再び花絵として描かれ、また「お花のスケッチブック」として生まれ変わります。

花絵は市民参加者みんなでつくる参加型のアートです。「TOKYO FLOWER CARPET 2022」では、事前に募集した200名の市民参加者とともに、48m2(6m×8m)の巨大な花の歌舞伎絵を5枚つくります。参加者の募集開始は2022年3月18日(金) 11:00から。

「TOKYO FLOWER CARPET 2022(トウキョウ・フラワー・カーペット2022)」は 2022年3月19日(土)~3月21日(月・祝)の期間で開催されます。※作品制作:3月19日 9:00~15:00/作品完成:3月19日 15:00

 


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