「市川海老蔵<干菓子>」なるものが登場したそうです。
6月4日の「市川海老蔵特別舞踊公演」@米子、そして6月7・8日の「しまなみ歌舞伎」@愛媛、この二つの海老蔵さん公演において限定販売するため創られたというこの「市川海老蔵<干菓子>」、製造元は滋賀県の「叶 匠壽庵」さん。滋賀県大津市の本店はもちろん、新丸ビルの支店や、京都・哲学の道にある京都茶室棟でも知られる和菓子メーカーです。
古典芸能である歌舞伎の伝統を背負うと共に、新しい表現へ取り組む、海老蔵さん。その姿勢への共感を示すためか、「市川海老蔵<干菓子>」は新しい感性と伝統の技が組み合わさった形で創作されてます。
黒地に歌舞伎の幕の彩りを配した箱だけでも、十二分におしゃれな感じがしますが、肝心の干菓子そのものもまた、おしゃれ。やはり歌舞伎の幕の彩りを配すべく、抹茶・黒ゴマ・シナモン・柚子の4種の干菓子で4色を表現。
また味の方も、日本の茶文化を活かした抹茶から、スパイシーな食材をあえて使ったシナモンまで、新しい感性と伝統の技のコラボ感があふれてます。
正直、地味な印象が強い干菓子。しかし、おしゃれ系アイテムとしての可能性は、下手すると他の和菓子よりはるかに高いと思います。実際に京都ではモダンな干菓子を扱う店が登場してますし。
こちらの「市川海老蔵<干菓子>」のモダンさやおしゃれもまた、そんな干菓子の可能性を感じさせてくれるものではないでしょうか。プレゼントとかにも、よさげでしょ。しかも、年齢性別問わず。
「市川海老蔵<干菓子>」は、先述の公演における限定販売品ですが、今後「叶 匠壽庵」さんの限定店舗でも販売を予定されてるそうです。
市川海老蔵<干菓子>の販売をいたします – 叶 匠壽庵