山梨県に全然ご縁を感じない理由で「縁結びの池」になったスポットが存在!

増田 吉孝

縁結び。日本人は昔からご縁や縁起ものを意識しながら暮らしてきたのは周知のことと思います。ゆえにそういったご縁や縁起の良いスポットは人々にとても人気が高く全国に存在します。

今回紹介するスポットは「縁結びの池」として伝えられていてまさにご縁がありそうな池なのですが、どうもその縁結びの池として伝えられることとなった理由が、まったく縁を感じないのですw

池の名前は「銚子池」。山梨県富士北麓に位置する忍野村の忍野八海(天然記念物)のうちの1つの池です。

面積79平方メートルと小振りで可愛い池なのですが、「縁結びの池」として伝えられることとなった理由がこちら。

昔、ある家の花嫁が厳粛な結婚の最中におならをしてしまった。その音がすごく大きかったので、包み隠すことができず、年若い初心な花嫁はこれを深く恥じて、結婚式の席にいたたまれず、隙を見て席を抜けだし、銚子を抱いてこの池に身を投げた。その後、花嫁の履いていた草履が池の底に映って見えることもあるといわれている。この悲しい伝説が基になり、今では縁結びの池と伝えられている。

???

縁結びそうにないwww

結婚式でおなら

しかも音でかい

恥ずかしい

池に身を投げる

縁結びの池

全国各地には面白い伝説があり、それがもとで人気の観光スポットとなる場所がありますが、この銚子池もなかなかです。

スポットとしては忍野八海という人気の高い場所で、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界遺産にもなりましたので、今後さらに人気が伸びる場所であることは間違いないでしょう。

今回紹介したちょっとユニークな伝説を思いながら巡ってみるとさらに面白いかもしれませんね。

(トップ写真は忍野八海の濁池)

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