「ちびまる子ちゃん」が初の浮世絵化。絵師・渓斎英泉の美人東海道シリーズがモチーフ

Japaaan編集部

さくらももこさん原作の「ちびまる子ちゃん」が、初の浮世絵化です。浮世絵師・ 渓斎英泉の代表作をモチーフにした「ちびまる子ちゃんとコジコジ浮世絵 美人東海道の内 興津」が発売。

かのゴッホが最も愛した浮世絵師の一人でもある浮世絵師・ 渓斎英泉(けいさいえいせん)の代表作のひとつ、美人東海道シリーズの「美人東海道・興津」をモチーフにしています。

ちなみに東海道の興津は、現在の静岡県静岡市清水区にあたります。ちびまる子ちゃんの故郷でもある興津は、「東海道名所図会」に「この道は山水の風景真砂にして東海道第一の勝地也」と記されているように、東北に富士山を眺め、遠浅の砂浜を控えた大変美しい地形。

そんなちびまる子ちゃんの故郷を背景に、ちびまる子ちゃんとコジコジ、そして家族や友達がしっくりと馴染んでいる微笑ましい情景と手漉き和紙の温もり、そして丁寧に彫り、摺りされた浮世絵木版画の風合いが楽しめる作品に仕上げられています。

この木版画の彫摺は江戸伝承の古法による純手彫り純手摺りであり、それぞれの技術者は文化財保護第八十三条によって認定された浮世絵木版画彫摺技術保存協会に所属しています。また、この彫師・摺師の木版画制作技術は文化庁保護法に基づき国指定の文化財「重要民族文化財選定保存技術」に選定されています。

「ちびまる子ちゃんとコジコジ浮世絵 美人東海道の内 興津」は、2021年5月22日(土)お昼12時より予約受付開始です。

 
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