「えんむすびの神様」京都・地主神社とLINEで「友だち」になろう

独虚坊

京都の清水寺へ行ったことのある方なら、あの「舞台」と「奥の院」の間に、小さな神社があるのを覚えてらっしゃるでしょうか。入り口に「えんむすびの神様」みたいなことが書かれてる、あそこのことです。


あそこの名前は、地主神社。「じぬしじんじゃ」ではなく、「じしゅじんじゃ」と読みます。清水寺が創建されたのは平安遷都の少し前ですが、地主神社が出来たのはさらにその前。というか、日本建国以前の神代に創建されたとも言われてます。凄まじい歴史を誇る神社です。もちろん、清水寺と同じく、世界文化遺産。境内には、縄文時代の遺物である「恋占いの石」なんかもあって、凄まじさに輪をかけてます。

そんな凄まじい地主神社ですが、御利益の方は実に庶民的で、いつの世も常に求められる、「縁結び」。良縁を求める善男善女、というかもっぱら若い女性たちが、それこそ清水寺もそっちのけで日々詰めかけてます。神社側もそのニーズにしっかり応えるべく、「しあわせ」「ふたりの愛」「キューピッド」といった、若い女性に馴染む感じのお守りを次々とリリース。ネット授与にもばっちり対応と、超絶的に歴史が長い割に、超絶的に最新型であります。

で、地主神社、最新型をさらに極めるためか何なのか、このたびLINEのアカウントを開設されました。


何のために開設したのかといえば、情報発信のため。恋占い、御利益に関する話、参拝者からの喜びの声、地主神社に関するクイズなどを配信するんだとか。それだけなら、別にtwitterやfacebookでもいい気がしますが、ひょっとすると若い女性の参拝客が多いのを意識して、LINEを選ばれたのかも知れません。もちろん、情報を受信するには友だち登録が必要で、登録するとこんなメッセージが来るんだとか。


・・・凄過ぎる、凄過ぎる、地主神社。皆さんも、地主神社と「友だち」になってみてはいかがでしょうか。

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