これは興味深い!化粧文化に関する江戸時代を中心とした古典籍・浮世絵が無料オンライン公開

Japaaan編集部

化粧に関する研究活動を行うポーラ文化研究所が、同研究所が所蔵する江戸時代以前の古典籍、浮世絵を、高精細画像で無料オンライン公開しました。

今回の取り組みは国文学研究資料館と協力・連携して行われたもので、ポーラ文化研究所が所蔵する古典籍(江戸時代以前の本)176 冊と浮世絵 349 点を高精細デジタル化し、化粧文化に関する大規模な資料群のインターネットを通じた検索・閲
覧が可能に。

『化粧眉作口傳』 宝永 5 (1708)年

ポーラ文化研究所が所蔵する古典籍・浮世絵の高精細デジタル画像の一括公開は今回が初のことで、化粧文化に関する資料の大規模な公開は、化粧文化への理解を広げるとともに、江戸時代を中心とする風俗・文化史研究、海外からの日本文化理解の促進に寄与することが期待できるとしています。

渓斎英泉 画 浮世四十八手 夜をふかして朝寝手

公開されている資料は化粧・髪型・装いなど、化粧文化に特化したものが多いので、歴史、美術研究のほか、ファッション、メイク関係に携わる人にとっても興味深いものとなるでしょう。

今回公開された資料群は、ポーラ文化研究所の「蔵書データベース」「化粧文化データベース」、国文研の「新日本古典籍総合データベース」で閲覧が可能です。

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