現在、展覧会「江戸の土木」を開催中の浮世絵専門美術館「太田記念美術館」が、2021年最初の展覧会の予定を発表しました。
その展覧会とは、着物好きさん必見の「和装男子 ―江戸の粋と色気」です。
男性の和装に焦点をあてる本展、和装男子の魅力を堪能するのにぴったり。イベントポスターにもなっている浮世絵は、勝川春潮「橋上の行会」。コーディネートがカッコ良すぎますね!
華やかに着飾る若者、渋い柄をスタイリッシュに着こなす大人の男性、奇抜なデザインを好むアウトロー。浮世絵にはこうしたお洒落な男性が次々に登場します。
江戸時代、現代同様に男性もファッションを楽しんでいました。歌舞伎役者は江戸随一のファッションリーダーであり、着物だけでなく頭巾や煙草入れなどの小物、髪型にもこだわりを発揮していました。その洗練された和装姿には独特の色気が漂い、江戸の男性像の大きな魅力となっています。
本展で江戸時代の豊かな服飾文化に触れてみてはいかがでしょうか?「和装男子 ―江戸の粋と色気」は2021年1月6日(水)~1月28日(木)の期間で開催予定です。