2月19日更新:詳細が発表されました!
その名は知らずとも、誰もが一度は目にしたことのある、日本で最も有名な絵巻、国宝「鳥獣戯画」。ここまで多くの人々に愛される国宝もなかなかありません。
京都・高山寺に伝わった「鳥獣戯画」は、2014年に京都、2015年に東京、2016年に九州の国立博物館でそれぞれ公開され、大きな話題になりましたが、2020年7月に東京国立博物館で特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」が開催されることになりました!
本展では、これまでの展覧会では実現し得なかった、国宝4巻の全場面を一挙公開するとともに、かつて国宝4巻から分かれた断簡5幅、さらに原本ではすでに失われた場面を留める模本の数々も集結。
あわせて本展では、「鳥獣戯画」の伝わった高山寺中興の祖・明恵上人の魅力にも迫ります。生涯にわたって記された夢の記録「夢記」や、詠まれた多くの和歌などからうかがえる人がらは、清澄で高潔な高僧としての側面のみならず人間的な親しみにあふれています。
さらに、山内の開山堂に安置され、「秘仏」 として普段は拝観の叶わない重要文化財「明恵上人坐像」も本展で特別出品。寺外での公開は実に27年ぶりになるそうです!
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は2020年7月14日(火)〜8月30日(日)の期間、東京国立博物館 平成館で開催されます。展示内容の詳細が発表され次第、Japaaanで改めて紹介します!
2月19日更新:詳細が発表されました!
特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて
National Treasure: Frolicking Animals
- 東京国立博物館 平成館(上野公園)
- 2020年7月14日(火)〜8月30日(日)
- 開館時間:午前9時30分~午後5時 ※金曜・土曜日は午後9時まで ※入館は閉館の60分前まで 休館日:7 月 20 日(月)、8 月 11 日(火)、17 日(月)、24 日(月)