無印良品から新たな ”お煎餅” を開発しているとの発表がありました。
そのお煎餅とはなんと「コオロギせんべい」!
今後の世界的な人口増によって食糧の持続的な確保が難しい状況に陥った際、タンパク質を摂取するための手段として「昆虫食」が世界的に注目されていますが、無印良品は、2020年春に「コオロギせんべい」を無印良品の一部店舗とネットストアで発売するそうです。
無印良品では、今後の食糧確保と環境問題は避けてはとおれない課題を考える菊花っ気になればという思いから、昆虫食の研究の第一人者の徳島大学と協業。徳島大学からは、食用コオロギの実用化に向けた研究成果を、当社からは商品開発プロセスを共有し、美味しく食べられる昆虫食の開発を進めているそうです。
コオロギせんべいは、量産されたコオロギをパウダー状にして、せんべいに練りこみ商品化します。
家畜の代替として様々な昆虫が候補としてあげられますが、中でもコオロギは栄養価が高く、生産が効率的で環境負荷が少ないことなどから、食用に適していると国内外で注目されているそうです。
ちなみに、以前Japaaanの記事でも紹介しましたが、大正時代の全国的な調査によると、当時食用として消費されていた昆虫は合計55種にもなったそうです。薬用としてはさらに多い123種。
大正時代は50種以上もの昆虫を食べていた!?日本の昆虫食の歴史をたどると驚くべき実態が
最近、昆虫食が世界的に注目されているのを知っていますか?今後の世界的な人口増によって、食糧の持続的な確保が難しい状況に陥った際、タンパク質を豊富に含む昆虫の摂取が不可欠と見られているそうなんです。…
日本では昆虫は古くから食べられていたわけで、”昆虫食は日本のソウルフード”とも言える(?)わけです。今回の無印良品の「コオロギせんべい」の発売などで昆虫食が消費者に届きやすくなれば、昆虫食が一般化する日がやってくるのかも?
「コオロギせんべい」は2020年春に発売予定です。