週末連休の10月12~14日、京都で「九条ねぎ」フェスティバルが開催されます。
九条ねぎ。もちろん、京都の名産ネギです。京都の伝統野菜の中で最も古い歴史を持つと言われ、ちょっと大きめで柔らかく、甘味のある葉の部分がメインに食されます。新福菜館や第一旭系のラーメンにどさっと載ってるその美味げな様は、多くの方が目にされたことがあるかも知れません。九条はあの五重塔で有名な東寺のお膝元であり、東寺を根本道場として隆盛させた空海はかつて、大蛇に追いかけられてネギ畑へ逃げ込んだこともあるんだとか。
そんな九条ねぎを、より広くアピールしようというのが、「九条ねぎ」フェスティバル。当然ながらメインとなるネタは、ラーメンです。京都のラーメン店に限らず、日本全国から猛者を募って、九条ねぎを使った「京野菜たっぷり九条ねぎラーメンバトル」を開催。北は札幌の「すみれ」に始まり、南は熊本の「桂花」まで、各地の名店がイベント限定のオリジナルの京野菜ラーメンを1杯500円で提供し、ユーザー投票のグランプリを競います。当然というか何というか、京都からは最多の4店が参戦しますが、その中に九条ねぎ入れ放題のシステムを採っている「ラーメン横綱」が入ってるのは、やはり自然の流れというものでしょうか。