京都府北部の丹後地域で生産されている織物「丹後ちりめん」の職人さんが手がけた、とても美しく機能性に富んだファッションアイテムが登場しました。
シンプルな作りながら1枚で何役もこなしてくれる羽衣「SAIUN」です。
「SAIUN」は、移動先で荷物はかさばらせたくない。けれどきちんした格好をしたい…そんなときに大活躍してくれそうな、見た目の美しさを損なわずに機能性に優れた羽織もの。
一見するとシルクで出来た長方形の布のように見えるのですが、縦横と着方を変えることでチュニックのようにも、コンパクトな長袖のアウターのようにも着こなせるんです。
「SAIUN」は丹後縮緬で作られているのでシワになりにくく、小さく折りたたんで持ち運ぶ時にも、通常のシルクほど気を使うこともありません。シワになってもお風呂場に一晩かけておけばほとんど元通りになるんだそうです。
丹後ちりめんは着物の生地として知られていますが、「SAIUN」は着物1反の規格サイズである巾約37.8cm、長さ約13.5mをそのまま活用し、約37.8cm x 150cmの生地2枚から作られています。
この2枚を重ね合わせ2ヶ所を縫うことで、「SAIUN」ならではのシンプルながら様々な使い方ができる羽衣になるんですね。無駄のない形態だからこそ生まれる美しさは、着物にも通じるところがあるでしょう。
カラーは3種類。どんなスタイリングでも邪魔をすることなく、洗練さや清潔感をプラスしてくれそうですね。
シルク100%の丹後縮緬で作られた羽衣「SAIUN」は、クラウドファンディング Makuakeで支援を募っています。