街道の歴史をたどる!江戸東京博物館で1年半ぶりの特別展「江戸の街道をゆく」開催

Japaaan編集部

2017年に着手した改修工事を終え、昨年4月に再オープンした、下町のホワイトベースこと江戸東京博物館。改修工事のために2017年9月から特別展を休止していましたが、このほど1年半ぶりに特別展が開催されることになりました。

4月27日(土)からスタートするのが、特別展「江戸の街道をゆく~将軍と姫君の 旅路~」

本展は江戸時代に関連した資料を通して「江戸の街道」の歴史をたどる展覧会。

幕府によって整備された江戸時代の街道には、さまざまな人や行列が往来し活気にあふれていました。 将軍や姫君たちの行列は長大で、沿道の人々を圧倒し権威を誇示する目的もありました。

現在、全国各地で 町づくりや道路整備が行われていますが、今でも、江戸時代にできた街道の名残を感じられる場所は少なくありません。将軍の上洛と日光社参、姫君たちの江戸下向に関わる資料を通して、「江戸の街道」に おける旅路をたどります。

十二代将軍・徳川家慶の御台所である楽宮(さざのみや)が、京から江戸へ下向する様子を描いた、全長約18mにおよぶ「楽宮下向絵巻」のすべてが観覧できたり、薩摩藩島津家の「黒漆丸十紋散牡 丹唐草蒔絵女乗物」をはじめとする婚礼道具なども展示されます。

貴重な資料、美術作品を通して「江戸の街道」の歴史をたどる特別展「江戸の街道をゆく~将軍と姫君の 旅路~」は、2019年4月27日(土)〜6月16日(日)の期間、東京都江戸東京博物館で開催されます。

江戸の街道をゆく~将軍と姫君の 旅路~

 

江戸東京博物館

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