26日にメルボルンで行われたテニスの全豪オープンで、大坂なおみ選手が優勝を飾りました。さらに大会後に発表された世界ランキングでは、日本人初の世界ランク1位を獲得しました!大坂選手、おめでとうございます!
現在では幅広い世代に親しまれているテニス。日本では明治時代に横浜の山手居留地の外国人によってもたらされました。その発祥の地となっている山手の居留地に、日本のテニス発祥を記念する『横浜山手 テニス発祥記念館』があるのをご存知ですか?
今回は日本テニスの歴史を振り返りながら、『横浜山手 テニス発祥記念館』をご紹介します!
日本でのテニスの始まり
日本でのテニスは、1876年(明治9年)に山手居留地にある山手公園の中で、外国人によって行われたのが始まりとされています。
イギリスとアメリカではテニスが大流行し、ラケットやボールだけでなく、ネットやポールも入ったセットが登場しました。
しかし、当時の日本ではヨーロッパと同じ素材でボールを製造することが難しかったため、比較的手に入りやすく、安価なゴムボールで代用していました。このボールを使ったテニスが、硬式テニスとは別に普及していき、現在の軟式テニスとなりました。
その後、欧米の体育を教える体操伝習所の卒業生達が日本各地に体育教師として、テニスを広めていったのです。